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2024.08.28
入賞作文

2024年 第30回作文コンクール入賞作品

内閣総理大臣賞
竹内 蓮樹
愛知県中学校(3年生)
世界中に青空を
僕は、小三から小六までタイのバンコクで暮らした。五年生の頃コロナウイルスが猛威を振るい始め、ロックダウンで街から人や渋滞、そして「白い空気」が消えた。それまでは自動車の排気ガスや工場から出る物質が霧のように街を白く染め、アレルギー体質の僕は咳や頭痛に随分悩まされていた。その正体はPM2.5だ。それがコロナ禍で格段に減り、澄んだ青空がバンコクに広がったのだ。案の定、人々がまた動き出すと状態は元に戻った。しかし、CO2を減らすことで実現するクリーンな地球が垣間見えたことと、それにより一時的にアレルギーが改善したことが、温暖化について考えるきっかけになった。人間が大気汚染で健康を害するように、地球も多くの健康被害を受けている。生活する上で排出される CO2が地球温暖化を引きおこし、気候変動や水不足など様々な影響を及ぼすのだ。僕は生活を省みる必要があると感じた。
 まず、家庭でのCO2の発生源は電気が最も多いことから、スイッチの横にポスターを貼り家族に節電を呼び掛けた。三歳の妹にも理解できるよう、「しろくまさんがないてるよ」とイラストとメッセージを添え、理由を絵本で見せた。すると妹もスイッチを消すようになり、今でも家族に節電を心がけている。またエアコンの設定温度についても研究した。設定を上げ、通気性の良い衣服を着たり扇風機で空気を循環させることで、快適さは損なわずに節電に取り組み、習慣付けていった。
 日本に帰国し、日本の食に興味を持った。日本は食料の約六十パーセントを輸入に頼り、その輸送で排出されるCO2は一六・九百万トンだという。しかし地産地消が増えれば、食料自給率が上がり輸送時のCO2排出量は減る。今住んでいる尾張旭市では、給食に地元の野菜や特産品であるプチヴェールやいちじくを使い地産地消を取り入れている。僕は残さず食べて沢山おかわりをする。なぜなら、六歳の時に参加した地元の稲刈り体験で、農家のおばあさんたちが作ってくれたおにぎりが感動的に美味しく、おかわりをしたらとても喜んでくれたことが今でも忘れられないからだ。地元の農家の方々の想いを受け取って食べて繋いでいくことが、育ててくれた方々への恩返しだと思う。地域と農業との繋がりを強め、より身近に感じることで地産地消がもっと浸透することを願っている。ちなみに僕の家では今年家庭菜園を作り、人参やパプリカ、なすなどを育て家庭での地産地消にチャレンジ中だ。
 これから生きていく僕たち一人一人が考えて行動することで、地球の健康を取り戻さなければならない。その第一歩は案外身近に潜んでいるのかもしれない。一人の力では大海の一滴だが、その一滴が大海を創り出す。みんなの力で世界中の空が青く豊かになることを信じて行動していきたい。
外務大臣賞:小学生部門
和田 直也
兵庫県小学校(6年生)
地球のために
六十年後の地球は、海面上昇が起きて、いくつもの国が水没するかもしれない。それは地球温暖化の影響らしい。地球温暖化とは、温室効果ガスが増えすぎて、宇宙に逃げようとしていた熱が地表にたまりすぎてしまったために、気温が上昇したり、地球全体の気候が変化したりする事で、海面上昇とは、グリーンランドなどの陸上の氷河がとけて海に流れこみ、海水の量が増える事です。
 日本は、高潮に備えて堤防があるので水没するおそれは少ないそうですが、インド洋の島国のモルディブや南太平洋にあるキリバス共和国周辺などは、すでに水に浸かり始めています。このまま温暖化が進むと、六十年後には四〇~八〇cmも海面が上昇すると言われています。だけど、これからの僕達の行動しだいで未来は変える事ができると思います。そもそも温暖化は、僕達の身のまわりにある便利な物だったり、快適な生活を作った結果だと思うからです。
 僕の家では、「もったいない」という言葉をよく使います。もったいないから使っていない電気は消す。水を出しっぱなしにしたらもったいないなど、様々な場面で使われる言葉です。今までお金を大切にという意味だと思っていましたが、環境問題を勉強する事で、「もったいない」という言葉には、お金だけではなく、資源も含まれているのだと気づきました。生活の中で当たり前に使っている水や電気にも限りがあるので、どんな使い方をするかで未来も変わってくると思います。
 小学生の僕にできる事なんて、小さい事しかできません。だけど他人事にしないで向き合う事が大切だと思うので、家でできる事をしっかりやっていきたいです。まず、電気と水を大切にする事。家族が同じ部屋で過ごしたり、おふろに一緒に入る事で電気と水の節約になるし、会話も増えて一石二鳥です。買い物する時はマイバッグを使って、本当に必要なのかをよく考えてムダを無くした買い物をする。ゴミの分別もきっちり行うようにする。小さな一つ一つの事も、みんなでできたら大きな力になると思います。
 六十年後の地球が青く美しい地球のままで、島国が水没することなく、おじいさんになった僕と世界中の人々が笑顔で安心して暮らせるように、今できる事を続けていく。近道なんてないけれど、あきらめない気持ちを持ち続ける事が、僕にできる事だと思います。
文部科学大臣賞:小学生部門
八木原 愛茉
東京都小学校(6年生)
私の未来はどうなるの―
「夏は暑くなくっちゃ!」 などと言えないくらいに、二〇二三年の夏は暑かった。テレビでは、熱中症で多くの人が運ばれるニュースが毎日のように流れていた。
 昨年の夏、私も屋外で水分を取らずスポーツを続けた時、命の危険を感じたことがある。
 この時、小学生新聞で「地球温暖化」が起こる原因は二酸化炭素などの温室効果ガスであることを知った。増え続ける温室効果ガス。
 社会の先生からも
 「地球温暖化は止まらない。何年か先には地球が終わるかもしれない。」
 と言う話があった。
 もし、これが現実になってしまったら・・。
 私が大人になった時、地球はどうなるの?未来は――。 私が大人になった時、地球はどうなるの?未来は――。
 底のない穴に落ちていくような、不安な気持ちにおそわれた。
 私の生活の中にも原因があるはずだ。早速、家族の様子を観察してみると、電気はつけたまま。誰もいない部屋のエアコンもつけたまま。電気を作るためのエネルギーは温暖化につながっている。すぐに家族で話し合った。まず、使わない所の電気は消す、冷蔵庫の開け閉めを減らす、という二つを約束した。
 その他の工夫として、父に家中の電球をLEDに変えてもらったり、窓にグリーンカーテンを取り付けてもらった。さらに、できるだけ電気を付ける場所を減らし、一箇所に集まることで多くの部屋のエアコンをつける必要をなくした。実際に、グリーンカーテンのおかげで部屋の中が涼しくなり、電力使用量も下がったと母が言っていた。
 これをきっかけに、私は以前よりも環境のことを考え生活するようになった。買い物に行く時は、マイバッグやマイボトルを持って行き、他にも意識しながらリサイクル商品を買うようにしている。
 「自分たちの未来がどうなってしまうのか」と思っているだけでなく、「自分から意識を変えていく」ことが大切だ。
 地球温暖化は急には終わらない。今後も地球では温暖化による異常気象や自然災害が起こるだろう。そのことを一人ひとりが受けとめて、一つひとつ対応していきながら、使い捨てをやめていく。私の服は従姉妹からのお下がりがほとんどだ。私の着られなくなった服は児童館に寄付をしている。私にもできることはまだまだたくさんあるはずだ。これからもそれを探しながら続けていく。
 二〇二四年の夏も暑いだろう。
 でも、今年は去年とはちがう。なぜなら地球に優しく暑さをしのぐ工夫を身につけたからだ。
 そうだ!私の部屋にもグリーンカーテンをつけよう!
環境大臣賞:小学生部門
浅野 智太郎
東京都小学校(6年生)
日本の四季を救え!
小学校の国語の授業で、清少納言の枕草子を習った。平安時代に書かれた随筆文で、一〇〇一年頃には、ほぼ完成したらしい。最初の出だし部分、「春はあけぼの」が特に有名だ。春夏秋冬と四季のおすすめの時間帯が書かれている。先生が、「最初の部分は有名だから、暗記した方がいいですよ」と言ったので、家でも音読練習を繰りかえして暗記した。
 今から千年以上前に書かれた日記なのに、現代の僕でもなんとなくわかるのがすごいと思う。さすが日本三大随筆文。清少納言はどの季節も素敵だとほめているけれど、僕は季節の中では、一番春が好きだ。寒い冬から、だんだん暖かくなって、寒くも暑くもなくてぽかぽかして、太陽が出ている時間も長くなって、花も咲いて、生き物も活発になって、わくわくする。春になると学校のクラス替えがあったり、卒業して入学したりするのも、ドキドキして楽しみだからだ。
 でも、僕は、今年の春、「あれ?変だな」と疑問に思った。春が短かったように感じたからだ。寒い寒い、と長そでトレーナーを着て、ダウンコートを着て、ヒーターを付けていた日の翌日には、暑い暑い、と半袖シャツに、アイスを食べていた。
 そういえば、小学校の制服の着替えもルールが変わった。僕が一年生の時は、夏服は六月から九月だけで、それ以外は冬服だった。けれど、六年生の今は、夏服は四月から十月にも着てもよいことになった。この六年間で夏服を着ている期間が、三か月間も伸びたのだ。
 その原因は、地球温暖化だ。この六年間でも、日本に住む小学生の僕の生活にも影響が出ている。地球全体だと、もっと大きな影響が出ていると思う。
 このままだと僕の好きな春がなくなってしまうかもしれない。一年中、夏服しか着れなくなってしまうかもしれない。清少納言の愛した日本の四季がなくなって、二季(夏と冬だけ)になってしまうかもしれない。
 地球温暖化という、社会の授業中に勉強したことが、教科書の中での話ではなく、自分の日常に影響を及ぼしていること、身近であることがわかって、急に怖くなった。
 僕になにかできることはないかな?僕は、最近、塾で夕食にお弁当を食べる時に、プラスチックの、洗って何度も使えるマイはしを使うことにした。木の使い捨てはしを使わないことで、木の消費量を減らして、森の伐採を減らして二酸化炭素を削減できるからだ。
 小学生の僕一人でできることは少ない。けれど、家族と、友達と、世界のみんなと、力を合わせて、何年間も続けなければなかなかの結果につながると思う。僕は日本の四季を救いたい。そして、これから先の未来の人たちにも見せてあげたいと思う。
外務大臣賞:中学生部門
寺島 いろは
徳島県中学校(2年生)
エコ活動はGMtよりkgから
約二三六・五㎏。これが私が家族と確実に減らすことができた年間の二酸化炭素CO2だ。
 全国的な調査によると、多くの人が自分だけが環境のために何かをしても意味がないと考えている。私もその一人だった。地球温暖化を防ぐために、CO2などの温室効果ガスを減らす必要があることはよく分かっている。そのためには、ガスや電気、プラスチック製品の使用量を減らす必要があることも学んでいる。太陽光や風力などの再生可能エネルギーを広げる必要があることも知っている。
 でも私は、普段の生活でどれだけCO2を出しているのか、全くわかっていなかった。例えば、ガスでお湯を沸かすときに出るCO2はどれぐらいだろう?逆に、私の行動でどれくらいCO2を減らせられるのかも全く理解できていなかった。例えば、まだ使えるポリ袋をごみにせず再使用するとどれくらいCO2を減らせるだろう?
 新聞やニュースで見聞きするCO2量のほとんどは、人の体重の何十倍もある千㎏=tトンという単位だ。全国や世界の規模では、さらに百万倍のMメガ、さらに千倍で計十億倍のGギガが付いていることが多い。その量が大き過ぎて全く想像できない。一方、個人や家庭の取組でどれほどCO2を減らす効果があるのか不明で、行動しにくいと感じた。そこで、私は家庭で無理なくできるエコ活動で、どれくらいガスや電気やプラごみを減らせるのか、継続して測って記録して確かめてみた。
 小型の太陽熱温水器を作って使い続けている。できたお湯をお風呂に使うことで、年間のガス消費量を約二五%節約でき、CO2に換算して約一六二㎏削減できた。また、断熱材を床や窓に貼って冷暖房の効率を上げると、年間の電気使用量が約一八八KWh減り、約七〇㎏のCO2を削減できた。お菓子や日用品のプラスチック包装袋を捨てずに収納袋などに再使用すると、年間約一・五㎏のプラごみを減らすことができた。プラスチックを焼却すると計算上約三倍のCO2が排出されることを考えると、ポリ袋のリユースで約四・五㎏のCO2を削減できた。以上の合計二三六・五㎏が、私が家族と削減できたCO2である。
 毎日測って記録し続けたことで、家庭のCO2削減効果を、tやMt、Gtなどの自分から遠い量ではなく、㎏という身近な値で実感できた。私も地球温暖化防止に向けて貢献できるという自信を持てた。私は我が家の取組の成果をまとめたポスターを作り、校内外の発表会などで発表して小学生や先生たちにも伝えた。
 一家族が削減できたCO2は年間二〇〇㎏強だが、私の学校の約五〇〇人の生徒・先生とその家族へもエコ活動を広げると、㎏が千倍のtになる。私の住む市や県に広げると、一万倍、百万倍のMの規模に、さらに全国や世界に広がるとGやそれ以上の効果へと広げることができる。
 自分にできることは、確実にある。地球温暖化を防ぐ主人公は私たち一人一人だ。
文部科学大臣賞:中学生部門
犬走 灯里
佐賀県中学校(2年生)
これからにつなぐ
「がばいうまか!」
 私の住んでいる佐賀県では、ご飯のおともにかかせない海苔の養殖業が盛んだ。調べたところによると、およそ一三〇〇年前から食用にされていたと考えられている。
 近年、そんな日本の伝統食である海苔の生産量が段々減少している。このことの一番の原因となっているのが「地球温暖化」だ。例えば海苔の品質が落ちてしまう理由に、海水温の上昇や雨の少なさ、赤潮による海の中の栄養不足などがある。これらの理由には、すべて「地球温暖化」が関係している。もしもこのまま地球温暖化が進んでいくと、栽培期間が短くなり、手軽に食べることのできた海苔がとても貴重な高級食品になってしまうだろう。
 そんな忌まわしい未来を好ましい将来に変えるためにも、一人ひとりが行動することが重要になってくると考える。
 「地球温暖化」というキーワードについて改めて調べてみることにした。簡単に説明すると、長期的に地球の平均気温が上昇し、気候や生物など自然界のバランスを崩している現象のことである。その要因となっているものが、私たちの人間活動である。「自動車を使う。」「電気をつける。」「ゴミを捨てる。」その他にも、日常生活の中ではさまざまなエネルギーを使っている。だが、無意味に多くのエネルギーを使うと、地球に悪い温室効果ガスが増加し、地球温暖化が進んでしまうのだ。
 私が調べて考えたことは、世間の大半が「地球温暖化のせいで・・・」と文句をつけているが、そんなことを思っている人間のせいでもあるということ。時間だけが過ぎていくと、異常気象が多く発生したり、絶滅する生物も増加したり・・・。言いだしはじめるときりがない。
 遠くない未来のため、たった一人ができることはとても小さくて、行動する範囲に限りがある。しかし、「やってみよう」と決意する心はきっと無駄ではない。そう思っているのは、自分だけではないはずだ。
 私は地球温暖化を防ぐため、買い物時にかかさずエコバッグを持参している。レジ袋を買う必要もなく、二酸化炭素の削減もできるのでまさに一石二鳥だ。しかし、この取り組みだけでは、温暖化を遅らせることしかできない。完全に止めるためにも、家族や友達と一緒に大きなエコ活動に参加するなど、今後は周りを巻きこむような取り組みも、行っていきたい。
 初めに記述していた海苔の話でも同じように、悪化していく姿をただ見ているだけではなく、今の味を守ろうとする動きがこれからにつながっていくのだと私は強く感じた。
 みなさんも「地球温暖化」について、深く考えてみてほしい。
環境大臣賞:中学生部門
野副 由衣
福岡県中学校(3年生)
未来への、投資
麗らかな春の鳥のさえずりがきこえ始めた二月上旬。暖かな春風がほんのりと吹いている外の陽気に反して、教室の中は鼻水や目のかゆみなど、花粉症に悩まされているクラスメイトが多く、どんよりとした雰囲気が漂っていた。現に、私も花粉症に何年間も苦しめられ、すっかり春が大嫌いになってしまった。窓から見える春の景色はとても素敵なのに。一体、どうしたら花粉症の症状を緩和し、花粉症となる人も減らせるのだろうか・・・。
 このような事を考えていた矢先、偶然とある記事を見かけた。それによると、近年の花粉症の猛威に地球温暖化が大きく関わっていると述べているではないか。詳しく読んでみると、地球温暖化の進行は夏に気温上昇し、樹木の成長が促進されるため、結果として人がばく露する花粉の量の増加につながる事が分かった。
 このような事を考えていた矢先、偶然とある記事を見かけた。それによると、近年の花粉症の猛威に地球温暖化が大きく関わっていると述べているではないか。詳しく読んでみると、地球温暖化の進行は夏に気温上昇し、樹木の成長が促進されるため、結果として人がばく露する花粉の量の増加につながる事が分かった。
 では、私たちは地球温暖化を防ぎ、延いては花粉症に苦しむ人を減らすために何ができるのだろうか。私は不必要な物を購入せず、省エネな生活を心がけるのはもちろんの事、みなさんにも「フェアトレード」の商品を可能な限り買うようにする事を意識していただく事を提案する。「フェアトレード」と言えば公正な社会を創るためにするものというイメージが強く、地球温暖化との関係性を感じられないかもしれない。また、一般的な商品と比較すると、少々高価なフェアトレードの商品に、手を出しにくいと思う人もいるだろう。私自身、初めは何にフェアトレードは役立っているのか分からず、高いお金を払う事に抵抗があった。しかし、平等な取り引きが行われる世の中を想像してみたところ、このような抵抗は無くなった。なぜなら、フェアトレードをすることで生産に関わる人に届くお金が多くなり、生活のために過度な森林伐採をする必要性が低くなると考えたからだ。
 前述の通り、樹木は地球温暖化の抑制に役立つ素晴らしい存在であり、地球温暖化の抑制は結果として花粉症に苦しむ人を減らす事ができる。このようにフェアトレードは誰もが笑って春を迎える事ができるようになるきっかけにきっとなるはずだ。
 花粉症の被害拡大を食い止めるにはまだ、遅くない。フェアトレードという「未来への投資」を今、この瞬間から始めて、全員が暮らしやすい地球環境を共に創ってみないか。
地球こどもクラブ賞
田中 夢芽
広島県中学校(1年生)
エコシートで見える化を!
現在、急速に進んでいる地球温暖化に対し、私は、広島市が作成した『子どもエコチャレンジシート』を広く普及できたらいいなと考えている。このエコチャレンジは夏休みの中で二週間、省エネ行動に取り組むのだが、内容はそう難しくない。例えば、“部屋を出るときは、明かりを消した”とか“シャワーを流しっぱなしにしなかった”などだ。日常の小さな行動の改善で、どれだけCO2量が削減できたか数値で達成度合がわかる。私は毎年夏休みに、省エネ強化週間を設定し、六年間取り組んできた。これに取り組もうと使命感に燃えるきっかけになったのが、
「WBGT(暑さ指数)が三一℃以上により今日の水泳は中止します。」
との学校からのアナウンスだった。近年、水泳の授業実施可否はすっかり様変わりし、雨降りの心配より暑さを心配しなければならなくなった。一昔前なら暑いからこそプールや海に入っていたのだろうが、今は暑さが過ぎると水中での活動はかえって危険とされている。多くの学校で夏休みのプール開放が廃止になっているが、このままでは水泳の授業そのものが廃止になりかねないと危機感を覚えた。夏休みのたびにエコチャレンジに取り組み、CO2 量を多く削減した年もあれば少なく終わる年もあったが結果、六年間で私は約五六〇〇〇g、CO2を削減できた。見える化が、次の目標や励みになり続けられた。
 自治体などが発信しているこのようなエコチャレンジシートは大変有用であると私は実感している。特に広島市は子ども向けに作られているので、子どもから大人まで皆が無理なく続けることができる。私は小学校を卒業した今年も、来年も引き続き取り組むつもりだ。そして、興味を持つ友達や知り合いに一緒にチャレンジできるよう呼びかけていきたい。
 温暖化に順応した省エネ行動の輪を広げることは、今を生きる私達の使命である。成果を見える化し、小さなことをコツコツと積み重ねることで地球温暖化は防止できると私は信じている。
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